このもようだあれ？ひらいてごらんどうぶつえほん
　文 石津 ちひろ　　
　絵 スヴェトラン・ユナコビッチ
　出版社 小学館

対象年齢　3歳〜 総合評価　★★★★★

子供達がおはなしを聞くのに疲れてきたときに読むと効果的なしかけ絵本。難しい動物はちょっと省略して、簡単なキリンからスタートしています。みんな元気に「はーい！」と手をあげてくれますよ。

しろくまくんのクリスマス
　文 ヘンリエッタ・スティックランド
　絵 ポール・スティックランド
　出版社 金の星社

対象年齢　3歳〜 総合評価　★★★★

しろくまくんは目を覚ますとサンタさんの住むところに。一緒におもちゃ工場やラッピングのお部屋に行ってドキドキワクワク。細かいところまでこだわった夢いっぱいの絵に子供達は釘付けです！

かさじぞう
　再話 瀬田 貞二
　絵 赤羽 末吉
　出版社 福音館書店

対象年齢　4歳〜 総合評価　★★★★

大晦日に貧乏なおじいさんが自分の作った傘をお地蔵様にかぶせると・・・。おはなし会では、そりひきの「よういさよういさ〜」の掛け声をめりはりをつけて読みます。赤羽さんの絵がなつかしくあたたかみがあり、お母さん方にも人気のある絵本です。

三びきのやぎのがらがらどん
　作・絵 マーシャ ブラウン
　訳者 せた ていじ
　出版社 福音館書店

対象年齢　3歳〜 総合評価　★★★★

保育園で読んだときにトロルの声をいかにも怖い声で読んだら、びっくりして泣き出す赤ちゃんが。おはなし会では、怖い声の所を参加者のパパさんに読んでもらったら、とても上手でお子さん達が喜んでいました。男性の声の方が読みやすい絵本です。

ぼくのともだちおつきさま
　文 きたやま ようこ
　絵 アンドレ ダーハン
　出版社 講談社

対象年齢　3歳〜 総合評価　★★★★★

あたたかい絵に短いコメントでとっても読みやすいです。子供達もじいっと最後まで聞いてくれます。小さい子向けのおはなし会で、最後に読むとふんわり終わっていい感じだと思います。
＊英語版は　My Friend the Moon

おおきなかぶ
　文 A．トルストイ再話
　訳者 内田 莉莎子
　絵 佐藤 忠良
　出版社 福音館書店

対象年齢　3歳〜 総合評価　★★★★★

おはなし会で読む時は、子供達に「うんとこしょ、どっこいしょ」と一緒に言ってもらって一体感を味わっています。お子さんの年齢が小さい時は、犬や猫の鳴き声を途中で入れて「ワンワンだね」などアドリブで読んでいます。読み終わって「もういっかい！」とよく言われるおはなしですよ。

ぐりとぐら
　文 中川 李枝子
　絵 大村 百合子
　出版社 福音館書店

対象年齢　3歳〜 総合評価　★★★★

大きな卵が登場する時とカステラを食べるたくさんの動物達に子ども達は大喜び。「ぼくらのなまえは〜」は、歌の上手な方は歌ってみるのも楽しいかも。卵のからが何になったかという最後のセンテンスは、クイズにして聞いてみると面白いですよ。ぐりとぐらは「なつかしい！」と言うお母さんが必ずいて親子で楽しめるお話です。

てぶくろ
　絵 エフゲーニー・M・ラチョフ
　訳 うちだ りさこ
　出版社 福音館書店

対象年齢　3歳〜 総合評価　★★★★★

雪の中おじいさんが落としたてぶくろに森の動物達がどんどん入ります。ねずみがいのししやくまなど大きな動物も心良く入れてあげるあったかいおはなし。読むときは、おおきな動物のセリフを低めでゆっくり言うと喜んでくれますよ。

ぼく　おかあさんのこと・・・
　作 酒井 駒子

　出版社 文溪堂

対象年齢　3歳〜大人 総合評価　★★★★★

おはなし会で、あるお母さんからのリクエストで読んだ本。「おかあさんのこと　キライ」と言うボクは、「ママとケッコンできないから」というほほえましい理由があるから。おはなし会ではお母さん達の笑うところがあります。息子は読んだあとしばらく「ぼく　マミとケッコンする」と言ってくれました。男の子育児で疲れた時に最高の一冊です。

おやすみ　みみずく
　作 パット ハッチンス
　訳 わたなべ しげお

　出版社 偕成社

対象年齢　3歳〜 総合評価　★★★★★

おはなし会でリクエストがあり、最初は「これ、子どもたちにウケるかな？」と不安でした。しかし、鳥達の面白い鳴き声にこども達は大興奮。むくどりの「きゅるきゅる」、かけすの「じぇーじぇー」など繰り返す子もいて、特に4歳ぐらいの子ども達にウケていました。息子にも寝る前によく読みました。大人の感覚で判断してはいけませんね。