おこりんぼママ 作 ユッタ・バウアー 訳 小森 香折 出版社 小学館
ママに怒鳴られたペンギンの子供は、体がバラバラに。お母さんはそれを拾い集めて縫い合わせます。読み手もつい自分の子を怒ってしまう事を反省・・・。でも最後に嬉しい一言がありますよ。
かみさまからのおくりもの 作 ひぐち みちこ 出版社 こぐま社
産まれたばかりの赤ちゃんに神様から素敵なプレゼントが贈られます。ちょうど自分の子を他の子と比べて心配していた時に出会った本で、「うちの子はこれでいいんだ。」と安心できました。子育て中の親の心がじんわり暖かくなる本です。
きいちゃん 文 山元加津子 絵 和田 順 出版社 アリス館
手足が不自由で養護学校で生活するきいちゃんは、お姉さんの結婚式に招待されて大喜び。ところが出席しないで欲しいとお母さんに言われて・・・。きいちゃんのひたむきさと、彼女を応援する先生、お母さん、お姉さんのやさしい気持ちがぎゅっと詰まったお話です。
世界がもし100人の村だったら 再話 池田 香代子 対訳 C.ダグラス・ラミス イラスト 山内 マスミ 出版社 マガジンハウス
世界を100人に縮めた場合のデータだけではなく、未来に向けてのメッセージに魂が揺り動かされます。あるコンサートでカナダ、中国、マレーシア、ホンジュラスの友人と朗読し好評でした。国際理解をテーマとする発表で、4、5人で朗読する事をおすすめします。
ラヴ・ユー・フォーエバー 作 ロバート・マンチ 訳 乃木 りか 絵 梅田 俊作 出版社 岩崎書店
いたずら大好きな息子に手を焼くママ。でも毎晩そおっと息子を抱っこしてささやく言葉があります。お母さん達を前に読み聞かせをした際、アンケートに「私もこの本を買って読みたい。」と書かれていました。世のお父さんお母さん方に手に取って欲しい一冊。
桂かい枝の英語落語 猫の茶わん 作 桂 かい枝 絵 たごもり のりこ 出版社 汐文社
江戸時代、目利きの古美術商が旅先の途中で立ち寄った茶店でのおはなしです。亭主を騙して、猫の皿をなんとか手に入れようとしますが、その亭主の方が一枚上手だったというオチがついて笑えます!落語の魅力を世界に伝えようと幅広く活動されている筆者の熱い気持ちが伝わってきます。
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