おやつのじかんだよ | ||||
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午後3時のおやつの時間。めくると甘〜いおやつがズラーリ。そこへあくまがやってきて、あれあれ時間が? いろんなおやつが次々登場し、「ケーキ好き!」「牛乳はキライ」など、子ども達も参加できる楽しいおはなしです。特に時間が戻るところがミソで、小学低学年でも面白がって聞いてくれます。 |
へっこきよめさま | ||||
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かわいいおよめさんは、働きもので、とても大事にされていました。ところが、ある日おなかが痛くなって、秘密にしていたパワフルなおならをしてしまいます。だんなさんに、「出て行ってもらう」と怒られ、馬に乗せられますが、途中でなしの木の前を通りかかり、おならで手助けを・・・。ボッボッ、ボッガーン! 子ども達の大好きな「おなら」がテーマ。会場からクスクス、ゲラゲラ笑いで盛り上がるお話です。インターナショナルスクールでも必ず大ウケです。 |
たのきゅう | ||||
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病気のおっかさんの所に向かう途中、旅役者のたのきゅうは、峠でじいさまに出会います。しかし、じいさまは、実はウワバミ(大蛇)の化け物だったのです。「たのきゅう」を「たぬき」と間違えたじいさまに、何かに化けろと言われ、お姫様や殿様などに変身!後半は、ウワバミとたのきゅうの迫力満点の戦いです! メリハリのある読みで、おしまいまで引っ張りましょう。 |
七どぎつね | ||||
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落語のお話です。お伊勢まいりに出かけた「きろくさん」と「せいはちさん」。偶然投げた石がきつねに当たります。そこで、きつねは仕返しに、川や幽霊を出現させて困らせます。どんどん展開していくストーリーに、聞き手は釘付けです。落語なので、最後にオチが付いて楽しくおしまいになります。朗読時間が長めなので、園児さんの場合は、年長さんぐらいがおすすめです。 |
めがねやとどろぼう | ||||
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小学生に落語は分かるかな?と挑んでみたところ、まず関西弁にクスクス反応し、猫が虎に見えるところはウケてくれました。大人が笑う「まじめでりっぱなどろぼうに〜」の所は全く反応なしで意外でしたが、全体的に楽しく聞いてくれました。高齢者施設でも楽しく聞いて下さる紙芝居です。 |
おかあさんのはなし | ||||
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*脚本 稲庭 桂子 *絵 いわさき ちひろ
寒い冬の晩、病気の子どもを死神がさらってしまいます。お母さんは、こどものために、目と髪を差し出して何としても救い出そうとします。子がたどるのは幸せか不幸な人生かを問いかける死神に、「本当につらいめにあって、しんぼうした人だけが、世の中の役に立つ立派な仕事ができるのです。」ときっぱり言う母の姿勢に毎回感動します。 1964年に童心社が初めて出版した紙芝居で、いわさきちひろさんの絵がとてもやさしいです。 |
ヤギじいさんのバイオリン | ||||
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*脚本 堀尾 青史 *原作 ハリス
バイオリンの演奏が得意なやぎじいさんは、パーティーへ行く途中で迷ってしまい、オオカミの家に入ってしまいます。自分はもう食べられてしまうと分かったやぎじいさんは、最後に一曲バイオリンを弾き始めます。その音色の素晴らしさにオオカミ夫婦は心を打たれ…。怖いシーンと心あたたまるシーンに子どもも大人もぐっと引き込まれる物語。読み手にとっても読みやすく、長すぎず、プログラムの前半や、イベントの歌につなげたい時にぴったりの紙芝居です。 |
どんぐりとやまねこ | ||||
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*脚本 宮沢 賢治 *脚本 堀尾 青史
ある日、やまねこからいちろうにハガキが届きます。「めんどなさいばんしますから おいでんなさい。」不思議な馬車のぎょしゃに連れられて行くと、それはどんぐり達の裁判でした。いちろうは「いちばんえらくなくて、ばかで、めちゃくちゃで、てんでなってなくて、あたまのつぶれたようなやつがいちばんえらいのだ。」と言います。まるで人間の愚かさを風刺しているようにも思えます。どんぐりが落ちている季節に、このお話の世界にたっぷり浸るといいですね。時間が長めなので、役割分担をするか、一人で読む場合は、声のトーンを分けると聞き手が分かりやすいでしょう。 |
かぜのかみとこども | ||||
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*脚本 渋谷 勲 *画 わかやま けん
子ども達が遊んでいると、みなみのかぜのあんにゃが現れます。一緒に空を飛んで、柿やなしをおなかいっぱい食べていると、あんにゃはいなくなって真っ暗になってしまいました。みんなで泣いていると、ばあさまが白いまんまととうふのごちそうをふるまって、息子を起こして…。ばあさまのやさしさと方言の味わいで心あたたまる作品です。聞き手の子ども達には、方言部分を少し強調して読んだ方が喜んでいました。 |
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